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私たちの考え方
コンサルティングの仕事の中心は「人」そのものです。そのように捉えたとき、
CDIという「会社」の在り方は、一般的な会社とは違っているべきだろうと、私たちは思います。
すなわち、「まず事業があって、それを分業的に担う従業員がいる」という構造ではなく、
むしろ「人」が主役であり、会社は自律的なコンサルタントの創造性を高めるための
「場」であるべきだという考え方です。
それぞれのコンサルタントは何らかの「組織目標」への貢献をミッションに
働いているのではなく、個としての在り方を模索しながら、相互に関わり合い、
創造的空間を共有しようとしているのです。
そのようなCDIの在り方を、私たちはよく「おでん」にたとえます。
CDIという場はおでんの「出汁」であり、コンサルタントは「具」です。
コンサルタントはそれぞれに個性を発揮して、出汁に新しい風味を与えます。
そのように数々のコンサルタントが出入りする中で培われてきた、
目に見えない、言葉にするのも難しい長年の蓄積が、
CDIという場のユニークネスとなっています。
そして、その出汁がそれぞれのコンサルタントの中にも
染みこんでいくことで、何らかの変化をもたらします。
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フロンティアの課題に創造的に挑むこと、
言い換えれば「誰もやったことがない仕事」をめざします。
そのために、世の中の「中心」を志向するのではなく、変革の種子が潜む社会や
企業の「周縁」や「辺境」にこそ鋭敏な感性のアンテナを向けていることを大切にします。
そのような活動の「場」としてのCDIにおいて、個々のコンサルタントの活動はかなり自由です。
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例えば、コンサルタントを特定のインダストリーに振り分ける等、
会社から成長の方向性が与えられることはありません。
むしろ、コンサルタント自身が自分の極めていきたいテーマを見つけ、
自発的に取り組んでいくことが歓迎されています。
実際、「アジア進出」「テクノロジーと経営の融合」
「人材・人事」「新規事業開発」等々、様々なテーマについて、
関心の深いコンサルタントによる対外発信や集中的な営業活動、
新しい支援形態の模索といった取り組みがなされています。
特定テーマの探求のために仲間を募り、
社内カンパニーを立ち上げるコンサルタントもいます。
「誰もやったことのない仕事」に挑戦できる環境は、
CDIという場のひとつのユニークネスです。
そうした自由な活動を個々が追求しながらも、豊かな「場」を維持し、
さらに発展させていくためには、
「自分の自由は、他者の不自由に支えられている」という事実に、
常に気を払うことが必要です。
様々な活動がコンサルタント主体で行われています。
例えば、CDIにおける採用活動は、
コンサルタント自身による企画・運営・採用判断によって成り立っています。
研修や勉強会、相互交流の場も、コンサルタントが工夫を凝らしてつくっています。
また、互いの状況や心身の健康を気にかけるためのメンター制度やアラート制度なども、
コンサルタントが担っています。そのような具体的な活動や、もっと細やかな気遣いも含めて、
CDIに参加するコンサルタントには、相互扶助の精神が求められます。